心揺さぶられて

レ・ミゼラブル

札幌文化芸術劇場 hitaru
ミュージカル

2019 09/10

2019 09/17

UP:2019/09/28

北海道に29年ぶりに『レ・ミゼラブル』がやってきた。

9月10日〜9月17日までの8日間。

確実に札幌が『レ・ミゼラブル』に湧いたと思う。

そんな私も、公演の日を待ち遠しく思った一人だ。

時は19世紀フランス。

貧富の差が激しい時代を生きるジャン・バルジャンを中心に、力強く生きている人々の物語。

見どころとしては各キャストによる有名な劇中歌だろう。

初めて観た方の中には全編歌で物語が進むことに驚いた人もいたようだ。

私は、2012年の映画を観て「いつか札幌でミュージカルを観たい!」と思っていた作品だったので、公演決定を見て「絶対に観に行く!」と決めていた。

どのキャストを中心に観ていくかによって感情移入の仕方もちがったのではないだろうか。

各キャストが魂を込めて演じる姿を観て心が揺さぶられた。

 

そして、札幌文化芸術劇場hitaruの舞台上をふんだんに使った舞台装置が素晴らしかった。

そこには街があり、宿屋があり、バリケードがあった。

物語の場面転換や、行進のシーン、照明の使い方など、全てが素晴らしかった。

今回、初参加のメインキャストも、今まで演じ、今作も出演されるキャスト陣に負けぬ演技、歌唱力で魅力的だった。

2021年に『レ・ミゼラブル』が公演決定したので、成長を見るためにも是非、続投して欲しいと思う。

そして、その為にもまたhitaruに来るのを心待にしている私です。

Ai Yamagiwa

レポート

Ai Yamagiwa